ハーフカット

ハーフカット(ゼンマイ刃仕様)

ゼンマイ刃によるハーフカット加工です。
刃の高さ調整は繊細なオペレーターの技術が必須となり、薄手の粘着紙になると、より高度な技術が必要となりますが、長年のノウハウの蓄積がある当社では、自信をもって安定した供給ができます。
特にレーザープリンター用タック紙やインクジェット用タック紙、OAプリンター用タック紙のような厚みの薄い基材を使用したハーフカット加工は当社の主力である加工品です。右図のように様々なものをお作りすることが可能です。

ハイデルベルクKSBトムソン機
変形ハーフカット(フレキシブルダイ仕様)

エッチング刃による変形のハーフカット加工を主におこなっております。
「腐食刃」「ピナクル型・ピナクルダイ」とも呼ばれています。
エッチング刃には、化学的な処理による製造技法で製作された刃型を使用しているため、つなぎ目が存在しません。
そのため、ゼンマイ刃を使用した木型には刃のつなぎ目が存在し加工途中でつなぎ目が開くような心配がありますが、その心配もありません。
さらに、刃の高さのムラが少ないため、ムラ取りをほとんど必要としません。
右図のような複雑な形状の変形のハーフカット加工は、従来のゼンマイ刃を使用した木型では製作が困難とされていましたがエッチング刃の開発により可能となりました。

ハシモトJMトムソン機
断裁

断裁仕上げは、主にタック紙の製品を仕上げております。
断裁機の刃にはテフロン加工を施したものを使用して、刃に糊が付着しないようにし、仕上げた商品の側面に糊の付着を抑えるようにしております。
当社ではタック紙と糊なしの紙とは刃を分けて仕上げることにより、良い商品を提供しております。

SH290-HOP-JMCⅣ 断裁機
SH290-HOP-JMCⅣ 断裁機(拡大図)

ミシン加工

マイクロミシン加工

マイクロミシン加工はミシン加工より細かい切れ目のはいった商品です。
当社は、タック紙を主に加工しておりますが、この加工は一般紙に適したものです。
通常のミシン加工より少し高価なものになりますが、細かい切れ目は切れやすく、切り取った後の切れ目が目立ちにくい仕上げとなっております。

マイクロミシン加工を行った製品では、カエリ(ミシン目にできる凸凹)の少ない製品を求められるものが多く、品質の良い製品を仕上げるには、刃の入れ方が難しく、オペレーターの繊細で高度な技術力が必要とされております。

マイクロミシン加工の技術では、他社に決して劣ることがないと自負しております。

ハイデルベルクSBBトムソン機
Newアイデアミシン

表面基材をハーフカット処理しセパレーター(剥離紙)部分をマイクロミシン加工する製品です。同時加工のためハーフカットとマイクロミシンが同じ場所に加工されます。 用途は、一般的にはハーフカットされたラベルの表面基材のみ剥がして使用したり、表面基材とセパレーターをミシン目に沿って切り取って使用することもできます。
他にも折り目の変わりに加工して使用されることもあります。

エッチング型拡大イメージ図

印刷

平判オフセット印刷

弊社は、主にタック紙の印刷をしております。
自社印刷機は2色のオフセット印刷機ですが、協力会社の協力で4色のオフセット印刷やUV印刷も可能です。
版面からゴムブランケットと呼ばれるゴムにいったん転写し、間接的に紙面へ印刷するオフセット印刷で、一度転写されたものを紙に移すため、版模様はでき上がる印刷物と同じ向きでよいのが特徴です。

コモリコーポレーション
SPRINTⅡ26オフセット印刷機
オンデマンド印刷

弊社のオンデマンド印刷とは主にタック紙による商品です。
レーザープリンターとなります。
一般紙のオンデマンド印刷においての流通は目新しいことではありません。
品質と耐光性は一般のオフセットに劣りません。
しかも多品種で小ロットならコストダウンもできます。

オフセット印刷の場合には簡易校正・本機校正などの前確認が非常に高価でまた時間もかかりますが、オンデマンドの場合は容易に確認ができます。本番とまったく同じものをすぐに見ることができます。
印刷時の確認時のコストを抑えることができます。

FUJI ZEROX Versant 180 Press


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